2025年12月27日



薄毛を「描く」のではなく「影でなじませる」
「髪が細くなってきた気がする」
「分け目やつむじの地肌が目立つ」
「ボリュームを出そうとしても限界がある」
こうした悩みは、年齢や性別を問わず多くの方が抱えています。しかし一方で、薬を使う治療には抵抗がある、植毛までは考えていない、できるだけ自然に印象を変えたいという声も非常に多く聞かれます。
そこで近年、医療機関を中心に注目されているのが頭皮アートメイク(ヘアシャドウ)という新しいアプローチです。
相模大野駅前 まよなかファミリークリニックでは、医師の管理のもと、昼間の時間帯に安全で丁寧なアートメイク施術を行っております。当院ではこのたび、頭皮に微細なドットで”ふわっと影をつくり、錯視効果によって髪がボリュームアップしたように見せる技法の頭皮アートメイク「ヘアシャドウ」を導入しました。
本コラムでは、「聞いたことはあるけれど、実際どんなものかわからない」という方に向けて、その仕組みや特徴をわかりやすくご紹介します。
頭皮アートメイク(ヘアシャドウ)とは?
頭皮アートメイク(ヘアシャドウ)とは、頭皮にごく微細なドットを重ね、影のように色をのせることで、髪の密度が高く見える錯視効果を活かした薄毛をカモフラージュする施術です。
重要なのは、「毛を1本1本描く」施術ではないという点です。
実際には、地肌と髪の色の差や光が当たったときの反射、頭皮が白く見えることで生じる”透け感”など これらが重なることで、「薄く見える」印象が生まれます。
ヘアシャドウは、そのコントラストをやわらかくぼかすように影を入れることで、
- ・分け目が目立ちにくくなる
- ・頭頂部がふんわりして見える
- ・髪全体にボリューム感が出たように感じる
といった視覚的変化をもたらします。
「描いている感」が出にくい自然な理由
頭皮アートメイクと聞くと、「不自然にならないの?」「近くで見たらわかるのでは?」と不安に思う方も少なくありません。
この技法が自然に見える理由は、次の点にあります。
「線」ではなく「影」をつくる発想
毛の形を再現するのではなく、地肌に自然な陰影をつくることが目的です。頭皮の浅い層に薄くレイヤーで色素を丁寧に重ね、3回の施術で仕上げます。そのため、遠目にも近くでも「何か描いている」感じが出にくくなります。
髪色・肌色に合わせた調整
色味は一人ひとりの
- ・髪の色
- ・頭皮の色
- ・年齢や雰囲気
に合わせて微調整を行い、浮かない自然な仕上がりを目指しています。
どのような悩みに向いているのか
頭皮アートメイク(ヘアシャドウ)は、次のような方に適しています。
- ・分け目が広がってきたと感じる方
- ・つむじや頭頂部の地肌が透けて見える方
- ・髪が細く、全体的にボリュームが出にくい方
- ・薄毛治療を始めるか迷っている方
- ・できるだけ自然な方法で印象を変えたい方
男女問わず受けられる施術で、特に女性のびまん性脱毛や、男性の頭頂部のボリューム不足にも適しています。
薄毛治療や植毛との違い
頭皮アートメイク(ヘアシャドウ)は、髪を増やす治療ではありません。
- ・内服薬や外用薬 → 発毛・進行抑制
- ・植毛 → 毛量そのものを増やす
これらとは目的が異なり、ヘアシャドウは「今ある状態を、どう見せるか」に重点を置いた方法です。
そのため、
- ・効果が出るまで待つ必要がない
- ・施術後、比較的すぐに印象の変化を感じやすい
- ・ほかの薄毛治療と併用できる
といった特徴があります。
施術は何回くらい必要?
自然な仕上がりにするため、頭皮アートメイクは1回で完成させることはありません。
通常は、
- ・色の入り具合の確認
- ・濃さや範囲の微調整
- ・周囲の髪とのなじみ
を見ながら、3回に分けて仕上げていきます。
回数を重ねることで、「やりすぎ感のない、ふんわりした影」が完成します。
痛み・ダウンタイムについて
施術中の痛みは個人差がありますが、「軽い刺激を感じる程度」と表現される方が多い施術です。
施術後は、一時的な赤みが出ることがありますが、数日で落ち着くケースがほとんどです。日常生活に大きな支障が出にくい点も特徴のひとつです。
効果はどのくらい持続するのか
頭皮アートメイクは永久的なものではありません。皮膚の浅い層に色を入れるため、時間の経過とともに少しずつ薄くなっていきます。
そのため、必要に応じてリタッチを行いながら、自然な状態を維持していく施術です。
色が急に変色したり、不自然に残り続けるリスクが低い点も、影を使ったヘアシャドウ技法のメリットです。
最後に ―「治療」以外の選択肢があるということ
薄毛の悩みは、とてもデリケートです。「まだ大丈夫」「気にしすぎかもしれない」そう思いながら、鏡を見るたびに気持ちが沈んでしまう方も少なくありません。
頭皮アートメイク(ヘアシャドウ)は、薄毛を治すためだけの方法ではなく、日常のストレスを軽くし、自分らしく過ごすための選択肢のひとつです。
当院では、無理に施術を勧めることはありません。まずは「どんな方法があるのかを知る」ための相談として、お気軽にカウンセリングをご利用ください。
